【2025年】カメラのサブ機を探す旅に出て、見つけるまでに比較した機種

2024年から2025年にかけて、モニター品試用やGoopassでカメラのサブ機を探す旅に出ていました。
考えていた要件は以下。
・APS-Cか1型センサーあたり
・メイン機より大幅な小型化軽量機
・サブ機にフルサイズレンズは使わない(APS-Cセンサー+フルサイズレンズはやらない)
筆者の今の機材は、以下です。
メイン機:Canon EOS R6
レンズ:RF 70-200mm F4、100mm単焦点あたり
大幅な小型化のためには、サブ機はCanon機でなくても良いかな~と思ってました。
筆者のカメラ使用歴
キヤノンのカメラがメインでありつつも、他メーカーを試したりスマホカメラの最先端を使い続けています。
自然な色味が撮れるカメラが好きなので、キヤノンが出す色を基準にしているところもあります。

サブ機候補で試したカメラ機材
①Canon EOS R10 + RF-S18-150mm F3.5-6.3

APS-C
大きさと軽さは良い。画質はまぁサブ機として許容。
付いてきたレンズの開放F値は暗すぎるのでもし使うならレンズ単焦点。
が、一番のネックはRF-Sレンズがキットレンズレベルしか無い事で、先を考えるとワクワク感が少ない。
(サブ機としてフルサイズレンズはつけたくない)
②SONY α7 III ILCE-7M3+FE 24-105mm F4

フルサイズ
EOS R6と比較してSONYの実力の基準値を推し量るためにお試し。
※Canon EOS R6とSONY α7 IIIはだいたい同価格帯、同時期発売の2機種
操作性、画質はキヤノンとクセは色々違うけど、総合的に見ると割と同点に近い。一番の違いは外観デザイン。
夜景の撮って出しjpgはSONYの方が補正強めかも。RAW現像するなら気のせいレベル。
比較した結果、EOS R6とSONY α 7 III、どっちもオススメ。
③Canon PowerShot G7 X Mark III

1型センサーのハイエンドコンデジ。
2019年の発売とは言え、完成度はとても高かったです。
しかも、コンデジなのにちゃんと撮る感触がキヤノンのフルサイズのカメラを思い出す撮り心地!
作りこみはさすがキヤノンだなと思いました。フルサイズキヤノンの子供を触っているような気分です。
撮れる画像は、2024年現在の最新iPhone ProやGoogle Pixel Proがあればほとんどの人には同等に感じるかも。
出掛けて撮る楽しさを手軽に味わえるカメラ。しかし、望遠はスマホより若干強い程度で、画質に期待するポイントはあまり無いです。
また、当然レンズ交換は出来ない。
この仕様で最新機種を出してくれれば、感想が変わるかもしれません。
2025年に発売したPower Shot V1も試してみたい。
④RICOH GR IIIx

APS-Cのハイエンドコンデジ。
APS-Cでフルサイズ換算40㎜単焦点のコンデジという、大変尖った商品です。
昔から一度使ってみたかったので、この機会に借りてみました。
2021年発売ながら、撮れる絵は2024年のスマホは完全に凌駕していました!びっくり。
ここまで撮れてしまうと連射性能が欲しくなってしまい、連射や動体へのAF性能が非常にショボい事にがっかりしました。しかし、ここはコンデジには贅沢な要求だと思います。
当然レンズ交換は出来ない。さらには、ズームも出来ないので比較対象はコンデジではなくてCube型カメラのSONY RX0 IIとかになる気がしました。
⑤SONY α6400 ILCE-6400L + パワーズームレンズキット(レンズ:PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650)
+ SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN


SONYのAPS-C。
VLOGCAM ZV-E10 IIを借りようと思ったんですが、Goopassでセールだったのと写真撮るだけならα6400の方が使いやすそうだったので。
オマケでSIGMAの超望遠も借りて遊んでみました。フルサイズ換算900㎜の衝撃!
α6400にSIGMAつけると2.75㎏なので、重いです。最初は「こんなん手持ちできるかっ!!」って思ったけど、1カ月撮り歩いていたら慣れて余裕でした。
慣れって怖いですね。
やっぱり超望遠の手持ちスナップ撮影は楽しいですね~個人的に一番好きかもしれません。
以前800㎜単焦点を借りた時の記憶が蘇り、やっぱり800㎜くらいのレンズ買おうかなと思ってしまいました。
SONYのカメラという点では前回のSONY α7 IIIの時も感じた事なんですが、キヤノンよりファインダーの画面サイズや文字フォントが小さい・・ここは、ちょっと許せないレベルかもと感じ始めました。
試した機材
①Canon EOS R10 + RF-S18-150mm F3.5-6.3
②SONY α7 III ILCE-7M3+FE 24-105mm F4
③Canon PowerShot G7 X Mark III
④RICOH GR IIIx
⑤SONY α6400 ILCE-6400L + パワーズームレンズキット(レンズ:PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650)
+ SIGMA Sports 150-600mm F5-6.3 DG DN
他にも、比較のためにいくつかレンズも借りました。
RF85mm F2 MACRO IS STM
RF28-70mm F2L USM
RF24-70mm F2.8 L IS USM
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
試したかったが、試さなかった機材
SONY VLOGCAM ZV-E10 II
Leica D-LUX8
レンズラインナップを考えるとSONYのAPS-Cが有力かも。
サイズ的には1型のレンズ一体型も魅力だけど、レンズ変えられないと飽きそう。
結論、買ったサブ機
「Canon EOS R10 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN」の組み合わせを買いました!

Canon EOS R10は一番最初の①で試してはいたんですが、画質が満足行くクオリティではなくピンと来ていませんでした。
しかし、色々試している間にSIGMAからF2.8通しのAPS-C専用レンズがキヤノンRFマウントでも発売され、これだ!!という結論に。
やはりキットレンズとの違いは大きいです。今までサードパーティレンズがなかなかRFレンズマウントの製品を出してくれなかったのですが、ようやく選択肢が増えて来た気がします。
おわりに:カメラは買う前に試そう

ようやくしっくり来るサブ機が見つかったので、使い倒したいと思います。
メイン機との2台持ちもちょうど良く、荷物が入らない時はサブ機だけ持ち出すのも良い感じ。
それにしても、高額なカメラも買わずに色々試せる時代になって、便利ですね!
今私が使っているカメラのサブスク「Goopass」については以下で解説しています。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
おわり。
キヤノンRFレンズ、RF-Sレンズ全てを一覧表で比較!コスパ/総合評価/製品仕様も。
【作例多数】EOS R6 Mark IIを使い込んだ本音レビュー。選んだ理由と、2025年最高のカメラと思える機能。

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この記事を書いた人 Wrote this article

kenshi2009
写真歴25年のベテラン写真家。愛機キヤノンEOS R6 Mark IIとEOS R10を手に、旅や日常の心揺さぶる瞬間をスナップします。また、燻製料理への知識も深く、店舗の料理メニュー写真を手掛ける事も。食と写真、両方の分野で豊かな表現を追求しています。 燻製16年目🍖、写真25年目📷、ブログ25年目📓。 奈良好き🦌 Twitterにほぼ毎日います!【SNS一覧:https://lit.link/kenshi2009】