- 撮影スポット・スナップ撮影
- 2016-08-29
キヤノンEOS R6ファームウエアアップデートVersion 1.8.4【2024年3月26日】と過去Ver履歴
Canon EOS R6のファームウエアアップデートVersion 1.8.4が2024年3月26日に公開されました。
最近の電気製品は発売後に大きな機能追加をファームウエアアップデートで行うことが多いので、面倒がらずに最新版を維持しましょう!
Version 1.8.4更新内容
Version 1.8.4の修正点は、下記になります。
Version 1.8.4(2024年3月26日)
1. オートパワーオフからの復帰など、カメラ起動時に稀に時間がかかる現象を修正しました。
出典:https://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eosr6-firm.html
2. 特定条件下のみで発生する、ファインダーやモニターに画像が正常に表示されずカメラの操作が効かなくなる現象(エラー70が表示される場合もあります)を修正しました。
3. 軽微な不具合を修正しました。
機能追加は無いようですが、出来るだけ最新にしておきましょう!
EOS R6は動画関係の不満が多く聞こえるので、今後使い勝手が向上して欲しい所です。
過去Version 1.5.0ではAF性能で大きな話題になっていた問題の修正がありました。
もしもVersion 1.5.0以前のファームウェアの方は、早めにアップデートを実施した方が良いと思います。
Version 1.5.0はCanon公式も問題について異例の修正予定告知をしたり、Version 1.4.0に戻す人もいらっしゃる程でした。
参考:キヤノンがEOS R5・R6の最新ファームウェアとVer1.50のAF問題について告知
参考:EOS R5/R6のファームウェアをV1.4.0に戻す方法
過去Version 1.8.0では不具合が出て、ファームウェア公開停止になった後に修正版Version 1.8.1が公開された経緯もあります。
ファームウエア最新情報
Canon EOS R6のファームウエア更新情報は、常に下記URLが更新されていきます。
更新のやり方についても、下記に記事がありますので公式情報をしっかり見てから行いましょう。
【カメラ】ファームウェアをアップデートする方法(カードリーダー経由)
https://faq.canon.jp/app/answers/detail/a_id/101237
ソフトウェア開発を知っている方ならわかるかと思いますが、多くの場合は大きな機能追加や仕様変更を行った場合にVersionの上の桁を上げます。
例)Version 1.0 –> Version 1.1
そして、その機能追加によって新たに発生した不具合などを改修すると、1つ下の桁を上げます。
例)Version 1.1 –> Version 1.1.1
過去のアップデート情報履歴
Canon公式ページでは最新Versionの更新情報しか載せていませんので、過去の履歴を引用しておきます。直近のVersion以前については、大型アップデートのみ記載しておきます。
EOS R5とEOS R6のファームウエアはベース部分はほぼ共通なので、不具合修正などは同時が多いです。
【筆者補足】
Version 1.8.1は、2023年3月2日にVersion 1.8.0で不具合が出て公開停止になっていた件の修正になります。
Version 1.5.2の2番に書いてあるAFの追従性についてのアップデートが、Version 1.5.0で大きな話題になっていた問題の修正のようです。
Version 1.5.0はCanon公式も問題について異例の修正予定告知をしたり、Version 1.4.0に戻す人もいらっしゃる程でした。
EOS R6ファームフェアリリース履歴
Version 1.8.4(2024年3月26日)
1. オートパワーオフからの復帰など、カメラ起動時に稀に時間がかかる現象を修正しました。
2. 特定条件下のみで発生する、ファインダーやモニターに画像が正常に表示されずカメラの操作が効かなくなる現象(エラー70が表示される場合もあります)を修正しました。
3. 軽微な不具合を修正しました。Version 1.8.3(2023年12月5日)
1. タッチ操作後、ごく稀にカメラの操作が効かない状態になり、カメラを操作しても[BUSY]が表示される現象を修正しました。
2. 軽微な不具合を修正しました。Version 1.8.2(2023年5月31日)
1. タッチ操作を「敏感」に設定した時の、タッチ操作制御の安定性を向上しました。
2. 軽微な不具合を修正しました。Version 1.8.1(2023年3月14日)
1. FTPサーバーへの画像転送中にトリミング、リサイズができるようになりました。
2. ファームウエアVersion 1.8.0にアップデート後、特定条件でErr70などが発生する現象を修正しました。
3. 軽微な不具合を修正しました。
※ 1.と3.は、Version 1.8.0の変更内容、2.は、Version 1.8.1の追加内容となります。Version 1.8.0(2023年3月2日)
1. FTPサーバーへの画像転送中にトリミング、リサイズができるようになりました。
2. 軽微な不具合を修正しました。Version 1.7.0(2022年12月7日)
1. 小さい被写体を撮影中に、ごく稀に正常に動作しなくなることがある現象を修正しました。
2. 軽微な不具合を修正しました。Version 1.6.0(2022年7月22日)
1. 複数枚のHEIF画像を、まとめてJPEG画像に変換できるようになりました。
2. 動画電子ISを使用した動画撮影時に、画面周辺のブレ(歪み)の低減を図りました。広角レンズを使用した自撮りや歩き撮りなどで、映像が安定します。
3.軽微な不具合を修正しました。Version 1.5.2(2022年3月17日)
1. 人物の瞳検出の安定性を向上しました。
出典:https://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eosr6-firm.html
2. 動体撮影時のAFの追従性を向上しました。
Version 1.5.1(2022年2月17日)
1.サーボAFに設定し、ボタンを操作しながら撮影すると、稀にカメラが操作できなくなる現象を修正しました。
<お知らせ>
ファームウエアVersion 1.5.0において、一部、AF動作に関するご指摘を頂いております。
弊社ではご指摘の内容を分析し、AF動作をより最適化する検討を進めております。
3月末に次期ファームウエアを公開予定です。
なお、今回のファームウエアVersion 1.5.1では本内容は盛り込まれておりません。Version 1.5.0
1. [EOS R5のみ]RF800mm F5.6 L IS USM、RF1200mm F8 L IS USMに、エクステンダー RF1.4x、またはエクステンダー RF2xを装着したときのAF精度を最適化しました。
2. 人物の瞳検出の安定性を向上しました。
3. 動体撮影時のAFの追従性を向上しました。Version 1.4.0
1. [Canon Log設定]に[Canon Log 3]を追加しました。メニューの撮影タブの[Canon Log設定]で[Canon Log][Canon Log 3]が選択できます。
2. カード1とカード2に同じ動画記録画質の動画を同時に記録できるようになりました(同一書き込み)。
3. RF400mm F2.8 L IS USMおよびRF600mm F4 L IS USM使用時の動作安定性を改善しました。
4. HDMI接続時、カメラのモニター表示がオフになると、HDMI出力にゼブラが表示されてしまう現象を修正しました。
5. 撮影開始直後に十分な手ブレ補正効果が得られないことがある現象を修正しました。Version 1.3.0
1. より低ビットレートの撮影ができるように、4Kに[IPB(軽量)]を追加しました。
出典:https://cweb.canon.jp/drv-upd/eosd/eosr6-firm.html
2. メニューのAFタブに[電子式フルタイムMF]を追加しました。対応レンズ装着時において、ワンショットAF/サーボAF両方で、常に手動ピント調整ができるようになります。
3. FTP転送中、カメラのモニターに転送時間(予測値)が表示されるようにしました。
4. 静止画撮影のドライブモードを「高速連続撮影」にして連写すると、稀にカメラが正常に動作しなくなる現象を修正しました。
5. 稀にファインダー内の画面表示が乱れる現象を修正しました。
6. USB給電を長時間継続した場合、特定の条件で給電が停止する現象を修正しました。
EOS R6の記事書いてます
本ブログではEOS R6について使用感を色々と記事にしていますので、良かったらご覧ください♪
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この記事を書いた人 Wrote this article
kenshi2009
燻製するフォトグラファー。燻製教室と写真撮影でお仕事したりブログ書いてます。燻製15年目🍖、写真24年目📷、ブログ24年目📓。EOS R6使用。 燻製も写真も季節を楽しみながらやってます🍂 写真の無断転載は禁止。奈良好き🦌 Twitterにほぼ毎日います!【SNS一覧:https://lit.link/kenshi2009】