キヤノンEOS R6 Mark IIファームウエアアップデートVersion 1.4.0【2024年6月6日】と過去Ver履歴

キヤノンEOS R6 Mark IIファームウエアアップデートVersion 1.4.0【2024年6月6日】と過去Ver履歴
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Canon EOS R6 Mark IIのファームウエアアップデートVersion 1.4.0が2024年6月6日に公開されました。
最近の電気製品は発売後に大きな機能追加をファームウエアアップデートで行うことが多いので、面倒がらずに最新版を維持しましょう!


Version 1.3更新内容

Version 1.4.0の修正点は、下記になります。

Version 1.4.0(2024年6月6日)

  • [インターバルタイマー]の[撮影回数]が9999まで設定できるようになりました。
  • [ストロボカスタム機能設定]に[FEM]を追加しました。また、[ボタンカスタマイズ]に[ON/ETTL→M]を追加しました。表示パネルを備えていないストロボ使用時に、カメラ側からFEM(FEメモリー)ができるようになりました。
  • [FTP転送の設定]に[転送後にプロテクト]を追加しました。これにより、FTP転送を行った画像を、自動的にプロテクトすることができるようになりました。FTP転送済の画像かどうかを判別することもできます。
  • 以下の不具合を修正しました。
    1. オートパワーオフからの復帰など、カメラ起動時に稀に時間がかかる現象を修正しました。
    2. FTPS接続時のセキュリティを強化しました。
    3. 特定条件下のみで発生する場合がある、ファインダーやモニターに画像が正常に表示されず、カメラの操作が効かなくなる現象(エラー70が表示される場合もあります)を修正しました。
    4. カメラを振りながら起動させると、ボディー内手ブレ補正ユニットが初期化されず、エラー20が表示される場合がある現象を修正しました。
    5. A+モード、あるいはAIフォーカスAFを設定した撮影時にエラー70が発生することがある現象を修正しました。
    6. 小さく映った被写体を撮影中にカードアクセスランプが点滅して操作を受け付けなくなることがある現象を修正しました。
    7. 特定の設定でシャッターボタンと別のボタンを同時に押すと、シャッターが切れ続けることがある現象を修正しました。

出典:https://canon.jp/support/software/os/select/eos/eosr6mark2-firm

今回はかなり機能向上を含む、かなり大がかりなアップデートです。
是非試してみた方が良さそうですね!

操作性は大事なので、高価なカメラの恩恵を最大限得るためにもファームウェアは最新にしておきましょう。



ファームウエア最新情報

Canon EOS R6 Mark IIのファームウエア更新情報は、常に下記URLが更新されていきます。
更新のやり方についても、下記に記事がありますので公式情報をしっかり見てから行いましょう

【カメラ】ファームウェアをアップデートする方法(カードリーダー経由)
https://faq.canon.jp/app/answers/detail/a_id/101237


ソフトウェアやファームウェアのアップデートにおいて、多くの場合は大きな機能追加や仕様変更を行った場合にVersionの上の桁を上げます。

例)Version 1.0 –> Version 1.1

そして、その機能追加によって新たに発生した不具合などを改修すると、1つ下の桁を上げます。

例)Version 1.1 –> Version 1.1.1



過去のアップデート情報履歴

Canon公式ページでは最新Versionの更新情報しか載せていませんので、過去の履歴を引用しておきます。直近のVersion以前については、大型アップデートのみ記載しておきます。

Version 1.4.0(2024年6月6日)

  • [インターバルタイマー]の[撮影回数]が9999まで設定できるようになりました。
  • [ストロボカスタム機能設定]に[FEM]を追加しました。また、[ボタンカスタマイズ]に[ON/ETTL→M]を追加しました。表示パネルを備えていないストロボ使用時に、カメラ側からFEM(FEメモリー)ができるようになりました。
  • [FTP転送の設定]に[転送後にプロテクト]を追加しました。これにより、FTP転送を行った画像を、自動的にプロテクトすることができるようになりました。FTP転送済の画像かどうかを判別することもできます。
  • 以下の不具合を修正
    1. オートパワーオフからの復帰など、カメラ起動時に稀に時間がかかる現象を修正しました。
    2. FTPS接続時のセキュリティを強化しました。
    3. 特定条件下のみで発生する場合がある、ファインダーやモニターに画像が正常に表示されず、カメラの操作が効かなくなる現象(エラー70が表示される場合もあります)を修正しました。
    4. カメラを振りながら起動させると、ボディー内手ブレ補正ユニットが初期化されず、エラー20が表示される場合がある現象を修正しました。
    5. A+モード、あるいはAIフォーカスAFを設定した撮影時にエラー70が発生することがある現象を修正しました。
    6. 小さく映った被写体を撮影中にカードアクセスランプが点滅して操作を受け付けなくなることがある現象を修正しました。
    7. 特定の設定でシャッターボタンと別のボタンを同時に押すと、シャッターが切れ続けることがある現象を修正しました。

Version 1.3.0(2023年12月5日)

1. RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMに対応しました。
2. 軽微な不具合を修正しました。
注意:今回の機能向上に合わせ、VR画像撮影ガイドの改訂を行っております。新ファームウエアと合わせてダウンロードの上、ご使用ください。最新のVR画像撮影ガイドは、弊社のホームページからダウンロードすることができます。

Version 1.2.0(2023年9月26日)

1. RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEに対応しました。
2. FTPS転送で撮影画像を送信する際のセキュリティを強化しました。
3. デジタルカメラに関するソフトウェア開発支援キット(EDSDK/CCAPI)の対応機能を追加しました。
4. 軽微な不具合を修正しました。

Version 1.1.2(2023年5月31日)

1. タッチ操作を「敏感」に設定した時の、タッチ操作制御の安定性を向上しました。
2. バッテリーグリップBG-R10装着時、片方のバッテリーしか充電されないことがある現象を修正しました。

Version 1.1.1(2023年3月14日)

1. スピードライトEL-5に対応しました。
2. Bluetoothを有効にした時の起動時間を短くしました。
3. IPv6でFTP/FTPS/SFTP転送できない不具合を修正しました。
4. 軽微な不具合を修正しました。

出典:https://canon.jp/support/software/os/select/eos/eosr6mark2-firm


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kenshi2009

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